「これから幸せに」羽生結弦さんの結婚 弓弦羽神社にも幸せ祈る絵馬 ファンの聖地も祝福
フィギュアスケートの男子で五輪2連覇を果たし、昨年プロに転向した羽生結弦さん(28)が4日に結婚を報告したことを受け、ファンの「聖地」として知られる神戸市の弓弦羽神社は5日、祝福ムードが漂った。これまで試合の勝利や故障の回復など多くの祈願がされてきた絵馬の中にはこの日、「これから幸せになりますように」などと書かれた物が奉納された。
宮司の澤田政泰さん(69)は「何度かお会いしましたが、大変好青年。お幸せになってほしい」と祝福。過去の五輪では、試合の中継時間になると境内に20~30人のファンが集まり、スマートフォンで観戦していたという。また、プロに転向し、関西でアイスショーが行われる際に訪れるファンは中国からが半分以上になったといい、海外にも知られる神社となった。
競技人生の節目には同神社にお参りしていた羽生さん。澤田さんは、もし新婚の2人が参拝することになれば「大変なことになりそうだけど、うれしいですね」と心待ちにしていた。