東京五輪金メダルの堀米雄斗 パリ五輪予選苦境も不屈「諦めないで頑張る」来夏へ巻き返し決意

 来夏のパリ五輪に向けた思いを語った堀米雄斗
 来夏のパリ五輪に向けた思いを語った堀米雄斗
 始球式を務めた堀米雄斗(撮影・棚橋慶太)
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 スケートボード・ストリート男子で東京五輪金メダルの堀米雄斗(24)=MIXI=が9日、都内で取材に応じた。2連覇が懸かる来夏のパリ五輪に向けて、現在は出場圏外の日本勢5番手と苦戦が続いているが、「自分と向き合いながら、諦めないで頑張って、まずはパリ五輪に出られるように」と巻き返しを誓った。

 五輪とは関わりのない世界最高峰のXゲームでは7月の米国大会で2冠とカリスマは健在。パリ五輪予選では3大会を終えて精彩を欠いているが、「(結果が出ない)理由はあんまり考えすぎないようにしている。Xゲームでは結果はちゃんと出ているし、気にしすぎても意味はない。自分を信じて、自分のトリック(技)を(五輪予選対象の)世界選手権でも決められるように」と現在の心境を明かし、「(五輪予選が終わる)来年5月のギリギリまでわからない。最後まで気を抜かず、パリに行けるチケットを獲得したい」と決意を込めた。

 今週末の12日にはストリートリーグ(SLS)東京大会(有明アリーナ)に出場するため、拠点の米国から帰国した。痛めているという左脚を引きずり、この日は練習もしなかったが、日本初開催のハイレベルな大会に向けて「出るからには常に優勝を目指している」ときっぱり。「1日2回接骨院に通っている。うまく調整しながら、大会にはギリギリ間に合いそう」と不安を一蹴した。

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