代表選手SNS不満の声 梅原委員長「私の責任大きい」アジア大会までに事務局含めた議論の場検討

 日本水泳連盟の梅原孝之競泳委員長が10日、都内で取材に応じた。7月30日に閉幕した世界選手権後、代表選手らがX(旧ツイッター)で同連盟の強化体制に対して、不満の声を投稿。24年パリ五輪開幕まで1年を切った中での“内紛”状態に「私の責任も大きい。言葉、コミュニケーションが足りないことで、不満が出ている。話し合いの場を作ることが、今一番早急にやるべきこと」と受け止めた。

 ミーティングの場はアジア大会(9~10月、杭州)までに設ける予定。希望した選手、コーチを含め、強化体制や予算などを管理する事務局の参加も検討している。「(選手は)強化に対して『自分たちが全く分からないとこで進んでるんじゃないか』という不信感があると思う。仕組みも含めて、お金の問題、JOCの絡みであったりとか。又聞きだと理解が得られない。直接話し合った方がいい」とし、「お互いの考えで何が違ってて、何があっていたのかを照らし合わす作業が、水泳の本部の人も入れてやることが一番円滑だと思う」と説明した。

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