日大アメフト部 当面は出場資格停止 大学側は無期限活動停止処分を解除もリーグ開幕戦中止

 関東学生アメリカンフットボール連盟(広田慶理事長)は10日、オンラインで臨時理事会を開き、部員が違法薬物を所持したとして逮捕された日本大のリーグ戦参加について協議し、「当面は出場資格停止」にすると発表した。

 日大が所属する関東大学リーグ1部上位「TOP8」は9月2日に開幕するが、開幕戦となる同日の日大-法大を中止。関東学生連盟は日大に対し、参加するかどうかを9日までに回答するよう求めていた。

 同連盟は7日の臨時理事会で罰則などを審議する規律委員会を設置し、罰則は最終的に理事会で決定するとしていた。2018年に社会問題化した日大アメフト部による「悪質タックル」では同年度の公式試合出場資格停止処分を科し、日大は1部上位から降格した。

 一方、日大は同日、アメフト部の無期限活動停止処分を解除したと発表した。

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