鍵山優真はSP4位 試合勘戻してフリーで巻き返す「力を出し切りたい」

 「フィギュアスケート・木下トロフィー争奪大会」(11日、木下アカデミー京都アイスアリーナ)

 ショートプログラム(SP)が行われ、男子は昨季四大陸選手権覇者の三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)が91・60点でトップに立った。佐藤駿(明大)が78・07点で2位、今季初戦で左足首故障から実戦復帰の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)は70・98点で4位につけた。

 左足首故障から復帰した鍵山は4回転サルコーとトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で転倒。昨年12月の全日本選手権以来、約8カ月ぶりの実戦はスピンやステップでも点を取りこぼし「褒めるところは一つもない」と嘆いた。SP直前の6分間練習でトリプルアクセルを失敗し「気持ちが焦ってしまった」という。試合勘が課題で、12日のフリーへ「何も考えずに思い切り力を出し切りたい」と気合を入れ直した。

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