森、銅でパリ五輪代表決定 世界クライミング第10日

 【ベルン共同】スポーツクライミングの世界選手権第10日は11日、ベルンで女子複合が行われ、19歳の森秋彩(茨城県連盟)が合計140・6点で銅メダルに輝き、3位以内に与えられる来年のパリ五輪出場権を獲得した。8人による決勝で前半のボルダーは6位と出遅れたが、リードで1位と巻き返した。

 クライミングの日本勢でパリ五輪代表に決まったのは初めて。東京五輪銀メダルの野中生萌は7位。同五輪女王のヤンヤ・ガルンブレト(スロベニア)が177点で優勝した。

 複合はボルダーとリードを実施し、成績に応じた得点(各100点満点)の合計で順位が決まる。

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