スケートボード・堀米雄斗 今季初優勝 新技「ユートルネード」で圧勝「10点満点で滑り切れた」

 「スケートボード・ストリートリーグ」(12日、有明アリーナ)

 世界最高峰プロツアーで日本初開催の大会の男子決勝は、東京五輪覇者の堀米雄斗(24)=MIXI=が37・2点をマークして今季初、通算7度目の優勝を果たした。池田大暉が34・0点で2位。女子決勝は東京五輪女王の西矢椛(サンリオ)が31・2点で第1戦に続いて2位に入った。クロイ・コベル(オーストラリア)が32・5点で制した。

 一発技「ベストトリック」の3本目。堀米が予告通りに新技を繰り出した。板をはね上げて270度回り、背中側の構造物を滑ってからさらに270度回転して降りる「ノーリー・バックサイド270ノーズスライド・270アウト」。名付けて「ユートルネード」が決まり、この日最高の9・5点をたたき出した。

 名前の雄斗と、竜巻を意味するトルネードを掛け合わせた技名は、SNSに寄せられたコメントから「トリック(技)の感じとすごく合っている」と選んだ。トッププロの競演、ストリートリーグのアジア開催は初めて。しかも、舞台は出身の東京都江東区。燃えないはずはなかった。

 「素直にすごくうれしい。ここ最近では一番いい。10点満点で滑り切れた」。24歳の五輪王者の独壇場だった。

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