バスケ男子W杯代表12人が決定 負傷の渡辺飛勇ら3人落選 ホーバス監督「ベストなメンバー」富樫「責任ある」
日本バスケットボール協会は14日、男子の国際親善試合3試合(15、17、19日・有明アリーナ)に出場する日本代表メンバーを発表し、米NBAから合流した渡辺雄太(サンズ)、富樫勇樹(千葉J)、河村勇輝(横浜BC)らが入った。トム・ホーバス監督はこの日都内で取材に応じ、W杯(25日開幕・沖縄ほか)を想定したメンバー12人に絞ったと説明。右肩を負傷した身長208センチのセンター渡辺飛勇(琉球)、須田侑太郎(名古屋)、金近廉(千葉J)は落選した。日本協会によれば、W杯代表は23日に正式決定となる。
メンバーは以下の通り。
富樫勇樹(千葉J)
河村勇輝(横浜BC)
比江島慎(宇都宮)
渡辺雄太(サンズ)
馬場雄大
西田優大(三河)
ジョシュ・ホーキンソン(渋谷)
富永啓生(米ネブラスカ大学)
原修太(千葉J)
井上宗一郎(越谷)
吉井裕鷹(A東京)
川真田紘也(滋賀)
ホーバス監督は「(W杯開幕まで)あと11日しかないが、ベストなチームをつくりたい。飛勇のケガは大きいが、井上は色んな仕事ができる。サバイバルが終わってベストなメンバーです」と語った。
渡辺雄太は「(選外の)3人の思いも背負って、責任を感じてプレーしないといけない」と決意表明。主将の富樫は「残った12人は責任もあるし、全力でプレーしたい」と話しつつ、「(それぞれの)目標は12人に残ることではないので、この12人でどう世界と戦ってグループリーグを突破できるか、(パリ五輪出場権の懸かる)アジア1位になれるかだと思う。もう1回ギアを上げて頑張りたい」と気を引き締めた。