泉谷駿介「決勝行かないとやばい」 男子110メートル障害の日本記録保持者 いざ世界陸上に出発

 陸上男子110メートル障害で日本記録保持者の泉谷駿介(23)=住友電工=が15日、世界選手権(19日開幕、ブダペスト)への出発前に羽田空港で取材に応じ、「だんだん気持ちが入っている」と高ぶる心境を語った。

 6月に世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)で初出場ながら13秒22で優勝。トラック競技では同大会で日本男子初の快挙を果たした。今回も大きな期待を背負うが「さすがに決勝には行かないとやばい」と意気込んだ。

 目標タイムについては「まずは13秒1から0台」と設定。21年東京五輪、22年世界選手権はともに準決勝敗退しており、決勝の舞台に立てば同種目では日本勢初となる。「パリ五輪に向けて入賞は絶対にしたい。決勝の舞台でしっかり景色を見たい」と力を込めた。

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