バスケ快勝も渡辺が右足首捻挫 主力にアクシデントもホーバス監督は軽傷強調「大丈夫そう」

 「バスケットボール男子・国際強化試合、日本代表75-65アンゴラ代表」(15日、有明アリーナ)

 世界ランキング36位の日本は同41位のアンゴラと対戦し、75-65で快勝した。米NBAから合流した渡辺雄太(28)=サンズ=は先発出場したが、第2Q途中に右足首を捻挫して交代するアクシデントが発生。計11分47秒のプレーにとどまり不安を残した。一方、富永啓生(ネブラスカ大)が3点シュートを6本決めるなど、チーム最多20点を挙げる活躍。25日開幕の男子W杯(沖縄ほか)に向けて弾みをつけ、17日にはフランスと強化試合を行う。

 W杯開幕まで残り10日に迫った強化試合で、恐れていた事態が発生した。NBAから合流し、初の公式戦出場となった渡辺が、第2Q後半に転倒。右足首を押さえてうずくまった。自力でゆっくりとベンチに戻ったものの、右足をつく際に痛そうにしながら、仲間の活躍を見守りながら終了ブザーを聞いた。

 今大会はNBAの八村塁(レーカーズ)が出場を見送り、主力の渡辺飛勇(琉球)も右肩の負傷で離脱。渡辺にはチームの大黒柱として大きな期待が懸かるが、まさかのアクシデントで暗雲がたれ込めた。

 一方で、支柱を欠く状況下でも、若手らを中心に快勝して見せた。富永が代名詞の3点シュートを6本決めて、20点の大活躍。「東京大会1戦目を勝利で終えることができて良かった。本戦に向けてもっとチーム力を上げていく」とうなずいた。

 25日開幕の男子W杯(沖縄ほか)に向けて、本番に臨む12人に固めて初の実戦で不安と希望が見えた。トム・ホーバス監督は「勝って本当に良かった。雄太が前半にケガしたが、軽い捻挫です。だから大丈夫そうです」と強調。本番に向けて「雄太が早く治して、もっといいバスケを見せます!」と力を込めた。

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