堀江翔太「集大成」4度目ラグビーW杯の37歳 「死ぬ気でチームのために体を張りたい」

 ラグビーW杯フランス大会に臨む日本代表は16日、東京都府中市で合宿を開始し、日本最多タイの4大会連続出場となるフッカー堀江翔太(37)=埼玉=が意気込みを語った。合宿は3日間の予定で国内での最終調整となる。

 ジャパンが誇る“ラスボス”が、身を粉にする決意を明かした。4度目のW杯。「自分がやってきた集大成になる。死ぬ気でチームのために体を張りたい」。堀江は力みもなく当然のように言った。

 貴重な経験はチームの大きな力となる。初出場した2011年ニュージーランド大会では「メンタル面の準備ができていなかった。W杯を甘く見ていた部分があって失敗した」。町全体がラグビー一色になる、異様な雰囲気にのまれた。今大会は初選出が17人。「若い子たちに話していければ」と心構えを説く考えだ。

 「最後になるとは思う」というW杯。「ここでどう結果を出すかで、次の日本ラグビーが上に上がるかという部分になってくる」。次代にバトンをつなぐためにも、チーム最年長37歳が完全燃焼する。

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