日大アメフト部の出場資格停止処分は解除せず 早大戦も中止 連盟「報告の内容が十分でない」部員が違法薬物所持で逮捕

 関東学生アメリカンフットボール連盟は17日、オンラインで臨時理事会を開き、部員が違法薬物を所持したとして逮捕された日本大について「当面の間の出場資格の停止」の処分を現時点では解除しないことを決めた。これに伴い、9月16日の早大-日大の「参考試合」は中止すると発表した。

 日大アメフト部からは16日に党連盟が処分を下した4点の理由(※)に対する回答と報告があったというが、「臨時理事会で精査したところ、報告の内容が十分でなく、事実関係がいまだ確認できないこと、また同部として責任の所在をどう考えているかも明らかになっていないなどのため、処分の解除には至らないと判断した」と説明した。

 連盟が処分を下した4点の理由は以下。

 1.日大アメフト部側から、逮捕された部員以外の部関係者全員が違法薬物に潔白であると保証できない旨が示されたこと

 2.逮捕された部員以外の部の関係者に違法薬物を使用した者が存在している疑いが払拭できないこと

 3.再発防止策の提示ならびにその実施がなされてないこと

 4.部関係者(指導者、学生を含む)の責任の所在が明らかでないこと

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