ラグビー日本代表33人決定 1人離脱、4人追加招集 21歳ディアンズ「夢の舞台」

 日本代表に選ばれたディアンズ
 日本代表に選ばれたラブスカフニ
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 日本ラグビー協会は18日、W杯フランス大会に臨む日本代表として、ロックのヘル・ウベ(33)=東京ベイ、サウマキ・アマナキ(26)=神戸、ワーナー・ディアンズ(21)=BL東京、フランカーのピーター・ラブスカフニ(34)=東京ベイ=の4人を追加で発表した。既に発表された30人に選ばれていたロックのジェームス・ムーア(30)=浦安=がコンディション不良により離脱。最終登録メンバー33人が出そろい、19日に欧州へ出発する。

 W杯メンバー33人がそろった。選出されたラブスカフニは「誇りに思う。わくわくしている」と興奮気味に語れば、ディアンズも「夢の舞台。うれしい」と21歳での初出場を喜んだ。

 15日の時点では30人の発表にとどまり、選手の負傷状況によって残り3人を決めるとしていた。16日の府中合宿ではラスト3枠の候補だったFWのディアンズ、ラブスカフニ、ヘル、サウマキ、アマト・ファカタバ(28)=BR東京、下川甲嗣(24)=東京SG=が姿を見せており、そこから4人に絞られた。

 当初3人の追加発表の予定が4人となったのは、コンディション不良により19年W杯メンバーでもあったムーアの離脱が決まったため。関係者によると15日の時点で不調を抱えており、回復を期待して30人に入れたものの、本大会は厳しいと判断された。

 もっとも、ディアンズは左足首の捻挫で国内5連戦を欠場。まだ全体練習には復帰していない。ラブスカフニもフィジー戦で開始7分のレッドカードで退場。本大会1次リーグ第2戦のイングランド戦まで出場停止となっている。

 だが、2人は昨季までジャパンのFWを支えてきた存在だ。ディアンズは「チリ戦に間に合いたい」と見据え、ジョセフ・ヘッドコーチから「ケガを治して戻ってきて」と言われ“ぶっつけ本番”も覚悟。2大会連続出場のラブスカフニは「チャンスを逃さない」と期待に応える準備はできている。再び世界に衝撃を与える33人が、いよいよフランスに渡る。

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