三浦龍司、3000M障害で日本勢20年ぶり決勝進出! 「鬼門」突破し「スタートラインに立てた」 青木涼真も決勝へ
「陸上・世界選手権」(19日、ブダペスト)
男子3000メートル障害予選が行われ、21年東京五輪7位入賞の三浦龍司(21)=順大=が8分18秒73で3組4着となり、同種目で日本勢20年ぶりとなる決勝進出を果たした。青木涼真(26)=ホンダ=も8分20秒54の今季自己最高で1組5着となり、決勝に進んだ。
前回大会で予選敗退した三浦は「去年のことがあったので一番の鬼門かなと思っていた。やっとスタートラインに立てたかなという感じがします。ギリギリのところだったけど対応できた」と大きな手応えを示した。決勝へは「表彰台、メダルは狙っていきたい。クレバーな走りをしていきたい」と意気込んだ。
青木は「ラスト(1周に)入った段階でいけるかなと思っていた。思っていたより体がうごいてくれたのでトレーニングの成果が出たのかな。決勝進出を目標にしていたので、できて良かった」とうなずいた。決勝へは「まだ決勝で戦うには力が足りないのかなと思う。この予選のように今ある力を発揮すれば上位に組いこむこともできるかなと思う。100パーセントの調整をして決勝に臨みたい」と気合を入れた。
決勝は日本時間23日4時42分から行われる。