男子100M・サニブラウンが準決勝進出 2大会連続決勝へ「今年は勝てるように」 柳田大輝も準決勝へ
「陸上・世界選手権」(19日、ブダペスト)
男子100メートル予選が行われ、前回大会で日本勢初の決勝進出を果たしたサニブラウン・ハキーム(24)=東レ=が今季自己最高の10秒07(向かい風0・4メートル)で6組1着となり、2大会連続で準決勝に進出した。柳田大輝(20)=東洋大=は10秒20(向かい風0・1メートル)で7組3着となり、準決勝に進出した。坂井隆一郎(大阪ガス)は4組5着で敗退した。
最後は余力を残してゴールしたサニブラウンは「結構気持ちよく走れたかなと思います」とうなずいた。20日には準決勝、決勝が行われる。「あしたが本番なんで、今日はいい感じに刺激を入れて、あしたに備えるために、最初いいペースで組み立てられて、後半いい感じだったんでもういいかなとスピードをゆるめました。前回決勝(7位)で悔しい思いをしたんで、今年は決勝でしっかりやるぞという気持ちで勝てるようにしたいと思います」と意気込んだ。
柳田は「タイムはイマイチだったんで、準決勝に向けてもう何段階かギア上げないと勝負できないと思う」と苦笑い。準決勝へ「次はスタートから自分の走りができれば。しっかり次は予選の課題を修正してファイナルに進めればいいかなと思います」と話した。