2023.08.22

橋本、個人総合で男子初の４連覇　全日本学生体操で４冠

最終種目のあん馬の演技を終え、ガッツポーズする順大・橋本大輝＝長野市ホワイトリング

拡大

　体操の全日本学生選手権最終日は２２日、長野市ホワイトリングで行われ、男子個人総合は東京五輪金メダルで世界選手権（９～１０月・ベルギー）で２連覇が懸かる橋本大輝が６種目合計８６・３９７点で圧勝し、男子初の４連覇を成し遂げた。順大の４年連続１４度目の団体総合優勝に貢献し、種目別の跳馬、平行棒と合わせて４冠に輝いた。

　女子の個人総合は坂口彩夏が４種目合計５４・２６５点で２年ぶり２度目の優勝。種目別の跳馬、平均台と、日体大が１０年連続５４度目の頂点に立った団体総合を含む４冠を達成した。

　世界選手権代表では宮田笙子（順大）が床運動、芦川うらら（日体大）が坂口と同点で平均台を制した。