32歳・飯塚翔太 準決勝進出に「ホッとしてます」 5度目世界選手権は「時代の流れ感じる」200Mで今季自己ベスト
「陸上・世界選手権」(23日、ブダペスト)
男子200メートル予選が行われ、飯塚翔太(32)=ミズノ=が20秒27(無風)の今季自己ベストで1組4着となり、24日の準決勝に進出した。各組上位3着以内の着順通過とはならなかったが、着順通過者以外のタイム上位3人に入ったことで通過を決めた。
飯塚は「シーズンベストが出せて、いいレースができました。ホッとしてます」と爽やかに振り返った。今大会で世界選手権は5度目の出場。「毎回出るたびに友達も増えてきて、今回も3人同じ組にいて。時代の流れ感じながら今回もやってきましたけど、冷静に走れました」と笑った。
200メートルの準決勝に挑むのは4度目となる。「もう一度チャレンジできるので、次は一気に空気も変わって前半からスピードレースになる。リズムを崩さないように攻めながらいきたい」と思い描いた。
初出場の鵜沢飛羽(とわ、20)=筑波大=は20秒34(向かい風0・2メートル)で5組1着となり、準決勝進出。「もともと最低目標にしていた準決勝。1着で取れるとは思ってなかった。しっかりやってきたことが実になっているかなと思います」とうなずいた。準決勝へ「今の走りだったらおそらく余裕で負けるので、しっかり今の走りを見返して、パリの標準はさすがに切りたいので、そこを目指しつつ狙えるところはしっかり狙っていこうかなと思います」と誓った。