斉藤立「父に恥じぬ柔道を」 代表内定、パリ五輪へ決意

 柔道で来夏のパリ五輪日本代表に内定した男子100キロ超級の斉藤立(国士舘大)が24日、東京・講道館で報道陣の取材に応じ「優勝しないといけないという気持ちが強い」と意気込みを語った。父は五輪2連覇の故斉藤仁さんで、日本柔道史上初の親子五輪代表となり「お父さんの名前に恥じない柔道を見せたい」と決意を新たにした。

 21歳の斉藤は192センチ、165キロの巨体から放つ強力な投げ技を武器に、昨年の世界選手権2位など実績を重ねて代表入り。日本男子の最重量級が2008年北京五輪を最後に遠ざかる金メダルへ「自分の柔道で一本を取る」と意欲をみなぎらせた。

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