サッカー日本代表・久保建英のいとこ、久保凜が日本代表デビューで800メートルV 憧れのいとこに一歩近づく

 女子800メートルでトップとなった久保凜は日の丸を掲げて笑顔を見せる(撮影・坂部計介)
 女子800メートルで力走する久保凜(撮影・坂部計介)
 女子800メートルで力走する久保凜(撮影・坂部計介)
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 「陸上・日・韓・中ジュニア交流競技会」(25日、紀三井寺公園陸上競技場)

 女子800メートルが行われ、サッカー日本代表の久保建英(レアル・ソシエダード)のいとこで、高校1年ながら今月の全国高校総体を2分6秒41で制した久保凛(東大阪大敬愛高)が2分8秒62で優勝した。今大会は3カ国の交流戦で、27日にも同種目が行われる。

 故郷の和歌山で初の国際大会に挑んだ久保は「自分が日本という国を背負っているのが信じられない。他の国の人たちと話せてうれしい」と笑顔。レース前には、韓国選手と「お疲れさま~」と簡単な会話もできたという。

 和歌山県東牟婁郡串本町潮岬出身。父方のいとこが建英で、凛も小学1年から6年まではサッカーをしていた。日本代表として世界で戦う建英の姿に憧れを持つだけに「(国際大会を)もっと経験したい」と目を輝かせた。

 この大会で1500メートルを制したドルーリー朱瑛里(津山高1年)とは同級生。中学時代から切磋琢磨(せっさたくま)してきた仲間とともに“日の丸デビュー”したこの日は、ライバルに大声援を送っていた。

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