バスケ日本代表は黒星発進 ドイツに18点差完敗 3ポイント戦術不発 成功率わずか17% 復帰の渡辺雄太チームトップ20得点奮闘も

 第2クオーター、リバウンドに飛びつく渡辺(左)
 第1クオーター、ドイツ選手をマークする河村(左)
 第2クオーター、試合中に手を広げるホーバス監督
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 「バスケットボール男子・W杯・1次リーグ、日本代表63-81ドイツ代表」(25日、沖縄アリーナ)

 1976年モントリオール五輪以来48年ぶりの自力五輪出場を目指す世界ランク36位の日本は同11位のドイツと1次リーグ初戦で対戦し、完敗に終わった。

 大黒柱のデニス・シュルーダー(ラプターズ)ら4人のNBA選手を擁する難敵に前半から苦戦を強いられた。予想どおりインサイドを制圧されると、強化試合での右足首負傷から復帰した渡辺雄太(サンズ)が第1Qに2つのブロックを記録するなど奮闘。さらに渡辺を中心に果敢に3ポイントシュートを狙うが、なかなか決まらず。前半はチームとしての生命線である3ポイントシュートの成功率がわずか17%(18本中3本)にとどまり、ターンオーバーは8を記録。前半31-53の22点差で折り返した。

 流れを変えたい第3Qに出だしから攻勢に出て、渡辺のレイアップなどで一気に16点差まで詰めた。

 しかし、ジワジワと再び突き放されると、22点差で迎えた最終Qも追い上げ不発で黒星発進となった。渡辺はチームトップの20点をマークした。ただ、第4Qにアリウープを決めた際に、左太もも裏を気にする場面があり、今後に向けて不安を残した。試合を通じての3ポイントシュート成功率は17%(35本中6本)で、目標とする40%には遠く及ばなかった。

 早くも正念場を迎えた日本は、27日にフィンランド(同22位)、29日にオーストラリア(同3位)と対戦する。

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