バスケW杯空席問題に選手も憤り 渡辺雄太「意味わからなすぎる」「大人の事情らしいけど」 馬場雄大も空席画像投稿
25日に沖縄アリーナで行われたバスケットボール男子W杯の日本代表の1次リーグ初戦・ドイツ戦でチケットが完売にも関わらず、空席が目立った問題で、渡辺雄太(サンズ)が26日、自身のX(旧ツイッター)を更新。「昨日の試合チケットは完売で、チケット欲しくても手に入らなかったって人たくさんいるって聞いてるのに、ベンチ前の席ガラガラだったの意味わからなすぎる。大人の事情らしいけど、来ない人にチケット配るなら、ほんとに来たい人に売ってあげるべきでしょ」と、憤りをつづり、空席の目立つエリアを映した写真を投稿した。また、馬場雄大もXに空席の画像を投稿した。
共催ながら自国開催のW杯の初戦。多くの観客が沖縄アリーナに集まり、声援を送ったが、一部で空席が目立つエリアもあった。チケットは完売となっていたが、8000人規模が収容できるはずのこのアリーナで、観衆は6397人。試合後の記者会見でホーバス監督も「最高と言いたいが、言わない。ホームコートアドバンテージは作りました。間違いなく」とした上で「うちのベンチの前に誰もいないんですよ。それは何で?」と疑義。不満を滲ませながら「試合前に満席と聞いたんですけど、あれは満席じゃない。次の試合はみんな来て下さい。お願いします」と、語気を強めていた。
ドイツに敗れ、早くも正念場を迎えた日本は、27日にフィンランド(同22位)、29日にオーストラリア(同3位)と対戦する。