女子マラソン日本勢は惨敗 2大会連続入賞なし 松田瑞生の13位が最高 消耗激しくゴール後は1人で歩けず 10年ぶりメダル遠く

 レース終盤、力走する松田瑞生(右)=共同
 14キロ付近を力走する佐藤早也伽(左から2人目)。右端は松田瑞生(共同)
 20キロ付近を力走する松田瑞生(中央)=共同
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 「陸上・世界選手権」(26日、ブダペスト)

 女子マラソンが行われ、日本勢は前回大会9位の松田瑞生(ダイハツ)、加世田梨花(ダイハツ)、佐藤早也伽(積水化学)の3選手が挑んだが、松田の13位が最高で2大会連続で入賞なし。加世田19位、佐藤が20位だった。13年モスクワ大会で銅メダルだった福士加代子以来10年ぶりのメダルには及ばなかった。エチオピアのシャンクルが2時間24分23秒で初優勝した。

 序盤か加世田が先頭集団につけ、松田、佐藤はやや離れた集団から追いかける展開。その後、松田、佐藤も先頭集団に追いついたが、25キロ過ぎからは3人とも脱落。その後は粘る走りが続いた。

 松田はゴール後、なかなか1人で立つことができず、スタッフに支えられながら、ゴール付近を離れた。

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