ラグビー日本代表 W杯8強へ姫野和樹「自分たちのラグビーができればそのレベルにいる」イタリアに完敗も「自信を失うことが一番怖い」
「ラグビー・リポビタンDツアー2023、日本代表21-42イタリア代表」(26日、トレビーゾ)
日本代表はイタリア代表に21点差で完敗した。主将のナンバー8姫野和樹(トヨタ)は「この結果になって残念です」と悔やんだ。
前半6分に先制トライを許した。同16分にWTBジョネ・ナイカブラ(BL東京)がトライを決めて追い上げるなどしたが、11-17のビハインドで折り返した。
後半にはWTB松島幸太朗(東京SG)とCTBディラン・ライリー(埼玉)がトライを奪ったものの、一度もリードすることはできず最後はカウンターから失点を重ねた。姫野は「今回はたくさんのチャンスを作っておきながら、そこで簡単なミスをしてしまった」と、いい形で敵陣まで攻め込んで最後は得点を取り切れなかった場面が目立った。
日本はW杯前の実戦を1勝5敗と大きく負け越し、結果だけを見れば不安を残した。それでも「ここで自信を失うことが一番怖い。まずはポジティブにいいところもあったと思うので、そこをしっかり深掘りしながら、修正点もしっかり修正しながら次の試合に向かっていくことが大事」と話した。前回大会のようにベスト8に進めるかと問われると、「自分たちのラグビーができればそのレベルにいると思う」と言い切った。