日本相撲協会は28日、大相撲秋場所(9月10日初日、両国国技館)の新番付を発表した。琴ノ若(佐渡ケ嶽)が新関脇となり、父である佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)の現役時代の最高位に肩を並べた。また、祖父で元横綱琴桜の先代師匠から3代関脇となった。
佐渡ケ嶽部屋の新関脇は、16年夏場所の琴勇輝以来。千葉県出身は20年11月場所の隆の勝以来。
琴ノ若は4場所連続で小結を務めた名古屋場所で、三役として初の2桁勝利となる11勝。大関とりの起点を築いた。新型コロナウイルス関連で途中休場した昨年の名古屋場所を挟んで9場所連続勝ち越しと、安定した成績を残している。