快挙のバスケ日本 W杯観客ドイツ戦から約1000人増加 FIBA「複数の法人と協議した結果、一般販売に同意」

 「バスケットボール男子・W杯・1次リーグ、日本代表98-88フィンランド代表」(27日、沖縄アリーナ)

 世界ランク36位の日本は1次リーグ第2戦で同24位のフィンランドを撃破し、五輪、世界選手権で初めて欧州勢(過去11戦全敗)から初勝利をおさめ、17年ぶりのW杯勝利を飾った。この日の観客動員数は7374人。25日のドイツ戦は6397人で、977人増加した。

 25日に沖縄アリーナで行われたバスケットボール男子W杯の日本代表の1次リーグ初戦・ドイツ戦。チケット完売としていたのにもかかわらず、選手ベンチ対面に空席が目立ったことが問題となった。

 これを受けて国際バスケットボール連盟(FIBA)は26日深夜から、公式ホームページで観戦チケットを急きょ再販。27日には文書を通じて「チケットを保有する複数の法人と協議した結果、本日以降使用しないチケットは返却し、一般販売することに同意をいただきました。入手できるチケットの枚数や座席は未定です。チケットは公式チケットページを通じて、随時販売されます」と経緯を説明した。

 再販から日本-フィンランド戦まで24時間もなかったが、それでもアカツキジャパンの赤いユニホームを来たファンが9割方席を埋め尽くし、ありったけの声援で日本代表を後押しした。

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