関学大・大村監督 史上初の6年連続日本一へ慎重「今年はどうなるかわからない」関西学生アメリカンフットボールリーグ
アメリカンフットボールの関西学生1部リーグの開幕(9月1日)を前に、出場8校の監督が28日、大阪市内で会見した。史上初の6年連続の学生日本一を目指す関学大・大村和輝監督(51)、昨年2位の関大・磯和雅敏監督(56)、3位の立命大・藤田直孝監督(52)らが意気込みを語った。
関学大を中心に優勝争いが予想される中、大村監督は「今年はどうなるか本当にわからない。ポテンシャルを発揮して伸びていくのか、力を発揮できずに終わるのか」と慎重な姿勢。その上で、昨季からライバル関係にあるQB星野秀太(2年)と鎌田陽大(4年)が「切磋琢磨(せっさたくま)している」と注目選手にあげた。また「日常生活から見本になる選手。リーダーシップに期待する」として主将のLB海崎琢(4年)もキーマンに掲げた。
5月に関学大を17-14で破った関大の磯和監督は「突出した選手はいないが、選手個人がそれを理解して協力すれば、相手は的が絞りにくい。4年生中心にどれだけまとまることができるか」と青写真。また、立命大の藤田監督も「スター選手がいないので、どこまでポテンシャルを伸ばすか」とチームの成長に期待した。