関東学生アメフト 1部TOP8は日大を除く7校で開幕会見「8チームそろったリーグ戦にならないのは残念」
関東学生アメリカンフットボール連盟は28日、東京都内で2023年関東大学リーグ開幕記者会見を行った。1部上位「TOP8」は、部員が違法薬物を所持したとして逮捕され「当面の間の出場資格停止」の処分が科されている日大を除く7校が参加した。
すでに連盟は今季の日大戦を「参考試合」として扱い、対戦相手についても勝敗をカウントしないことを決定。各試合日の1カ月前を期限に連盟が認めた場合は出場を許可するとし、すでに9月2日の法大戦と同16日の早大戦の中止が決まっている。
今後、試合日程が変わる可能性があることについて、他校の監督ら指導者からは「アメフトは準備のスポーツであると同時に、状況にアジャストするスポーツ。そのときの状況にアジャストするだけ」「日程については自分たちがコントロールできることではない」などの声が上がった。
一方で、立大の中村剛喜監督は個人的な思いとして「自分の学生時代には日大を倒すことだけに4年間を注いできた。一日も早く正しい姿、形で戻ってきてもらって、また戦いたい」と話し、東大の森清之ヘッドコーチも「大学スポーツは、その年のチームが母校の名誉をかけてやる対抗戦。それが大学スポーツの良さ。自分としても学生時代から目標の一つであり尊敬すべき日大と試合をすることが名誉だし楽しみにしている。8チームそろったリーグ戦にならないのはすごく残念」と話した。