大学アメフト 日大戦は「参考試合」に 法大戦と早大戦は中止で残る試合も開催不透明
アメリカンフットボールの関東大学リーグ1部上位「TOP8」は28日、都内で開幕記者会見を行った。部員が違法薬物を所持したとして逮捕され当面の出場資格停止となっている日大を除く、7校の主将や監督らが参加した。
関東学生連盟は今季の日大戦について「参考試合」として扱い、9月2日の法大戦と同16日の早大戦を中止すると決定。残る5試合も開催が不透明な状況だ。立大の中村剛喜監督は個人的な思いとして「一日も早く正しい姿、形で戻ってきてもらい、また戦いたい」、東大の森清之ヘッドコーチは「8チームそろったリーグ戦にならないのは残念」と話した。
連盟は日大アメフト部に対して、逮捕された部員以外の部関係者全員が違法薬物に潔白であると保証するなどの4項目を明確にするよう求めている。この日、広田慶理事長は「いまだに、いわゆる疑念が払拭できていないという報告をいただいてる」と話し、処分を解除できない現状を説明した。