田中希実 さらなる高みへ 2種目出場した8日間「成長できたかな」 5000mでは8位入賞

 陸上の世界選手権から帰国し、ポーズをとる(左から)佐藤拳太郎、田中希実、坂井隆一郎、柳田大輝
取材に応じる田中希実
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 女子1500メートルと5000メートルに出場した田中希実(23)=ニューバランス=は成田空港に帰国した。「非常に自分にとっては長かった。でもその分成長できたかな」と手応えを示した。

 1500メートルは準決勝敗退も、中2日で迎えた5000メートル予選では日本記録を14秒86も更新する14分37秒98をマーク。決勝では8位に入り、同種目の日本勢として26年ぶり2人目の入賞を果たした。

 最後の種目までは8日間だったが「一本一本のレースにすごく気持ちを作っていって。1カ月ぐらいに感じた」と濃厚な時間だった。「『自信を持つ』ということがどういうことなのか学ぶことはできた」と収穫もあり、「ここで乗り越えられたことが、今後のよりどころになる」。一回り成長し、さらなる高みを目指す。

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