池江璃花子「すごく改良された」パリ五輪へミズノ新水着に太鼓判「水が入ってこない」 抵抗低減で推進効率アップ

 ミズノの新水着発表会に出席した(左から)塩浦慎理、白井璃緒、池江璃花子、青木玲緒樹、渡辺一平
 ミズノの新水着発表会に出席した(左から)白井璃緒、池江璃花子、青木玲緒樹
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 競泳女子の池江璃花子(23)=横浜ゴム=が30日、都内でブランドアンバサダーを務める「ミズノ」の新水着発表会見に出席した。同社によれば、従来のモデルから撥水(はっすい)性を高め、軽量化が実現し、抵抗低減で推進効率のいい泳ぎを可能にしたという。素材の硬さが異なる3種類のうち、中間の硬さのモデルを選択したという池江は「私は基本的に緩めの水着が好きだが、レースによって使い分けをうまくやっていきたい」と話した。

 従来のモデルでは、自身の足がやや細くなった影響もあり、泳いでいる最中に水着の中に水が入ってくる感覚があったという。「(泳いだ後に)お尻の下に水がたまってしまっていたが、今回試着して使用した際、お尻の下に水が入ってなかったので、泳いでいる最中の抵抗も減らせるんじゃないかと思う。すごく改良された」と太鼓判を押し、「私たち(競泳選手)はいかに自分の体にフィットして抵抗の少ない水着をつくれるかが大事。もちろん実力も大事だが、水着にサポートしてもらっている」とギアへの感謝を口にした。

 今年は7月の世界選手権福岡大会に出場し、50メートルバタフライでは6年ぶりに決勝に進んで7位。9月から着用可能な新水着で臨む新シーズンに向けて「来年はパリ五輪があるので、個人種目でしっかり五輪の標準記録を突破することを目標に頑張っていきたい」と力を込めた。

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