橋本好調、主将は萱 世界体操男子代表が試技会

 体操の世界選手権(9~10月・ベルギー)で8年ぶりの団体総合制覇を目指す日本男子代表が30日、東京都の味の素ナショナルトレーニングセンターで試技会に臨み、橋本大輝(順大)が6種目合計でトップの86・350点と順調な仕上がりを見せた。個人総合では2連覇が懸かる大一番へ「体の反応もいい。ここまではうまくできている」と手応えを口にした。

 鉄棒で課題とする離れ技「リューキン」を華麗に成功。床運動は着地の乱れがあり「もう少し切れを戻し、金メダルを狙っていきたい」と準備に余念がなかった。

 主将に選ばれた萱和磨(セントラルスポーツ)は団体の全種目で1番手を務め、安定した演技を披露した。

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