バスケW杯 日本が対戦するカボベルデはどんな国?面積・滋賀県、人口・八王子市、特産品はサトウキビ
「バスケットボール男子・W杯・1次リーグ、スロベニア代表92-77カボベルデ代表」(30日、沖縄アリーナ)
世界ランキング64位のカボベルデが、同7位のスロベニアに敗れてF組3位が確定した。同17位のベネズエラも、同32位のジョージアに3敗目を喫し、F組4位に。同36位の日本は17~32位決定リーグで、31日にベネズエラと、9月2日にカボベルデと対戦する。
ベネズエラとの公式戦は初だが、強化試合では11年に53-91で惨敗している。攻撃は日本と同じく3点シュート主体。26日のベネズエラ戦では成功率40%を記録している。ただ16年リオデジャネイロ五輪をけん引した司令塔のバルガスと、富樫の留学時代のチームメートだったカレラが負傷欠場することを監督がこの日、明言。日本戦は10人で戦うこととなった。ただ南米予選では世界4位のアルゼンチンを撃破する底力を見せており、油断できない強豪国だ。
9月2日はW杯初出場のカボベルデ戦。アフリカ大陸北西沖に位置する島国で、面積は滋賀県とほぼ同じ。人口は56・2万人と東京・八王子市より少ない。特産品はサトウキビで沖縄との縁を感じさせるW杯史上最も小さな出場国だ。中心人物はNBAでプレー経験があるタバレス(レアル・マドリード)。身長2メートル20センチを生かした攻撃が武器だ。
ここまで日本は、25日のドイツ戦は敗れたものの、27日のフィンランド戦で最大18点差をひっくり返す大逆転を見せ、W杯17年ぶりの白星をつかんだ。29日のオーストラリア戦は89-109で屈し、1勝2敗で順位決定リーグに臨む。