西岡良仁 全米OP初戦敗退 左肘に痛み「あまりいい形で打てなかった」 全豪と全仏は16強入り

 「テニス・全米オープン」(29日、ニューヨーク)

 シングルス1回戦は男子で世界ランキング44位の西岡良仁(27)=ミキハウス=が世界49位のスタン・バブリンカ(スイス)に6-7、2-6、4-6でストレート負けした。同95位のダニエル太郎(エイブル)は162位のガエル・モンフィス(フランス)に6-4、4-6、2-6、6-7で敗れ、同種目の日本勢は姿を消した。前回覇者のカルロス・アルカラス(スペイン)、女子は昨年準優勝のオンス・ジャブール(チュニジア)らが2回戦に進んだ。

 男子シングルス日本勢で世界ランキング最上位として臨んだ西岡は、あっけなく敗れ去った。7月から疲労のため左肘に痛みを抱え、思うようなプレーができず「サーブは一番痛かったし、バックハンドもあまりいい形では打てなかった」と力なく話した。

 第1セットのタイブレークでは、5-6と追い込まれた場面で先に仕掛けたもののバックハンドがラインを割り、このセットを落とした。残りの2セットは防戦一方。「(調子が)良くなかったので負けるだろうと思ってやっていた」と完敗を認めるしかなかった。

 今年の四大大会は全豪、全仏両オープンで16強入りと躍進を遂げた。だが、後半は全英に続き、全米でも初戦敗退。「改善すべき点を見つけろと言われても、今は難しい」と視線は宙をさまよった。

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