大逆転勝利にホーバス監督 第一声はかすれ声で「疲れた」も大絶賛「みんなギブアップしない、すごい!」大応援にも感謝

 「バスケットボール男子・W杯・17~32位決定リーグ、日本代表86-77ベネズエラ代表」(31日、沖縄アリーナ)

 世界ランク36位の日本は、同17位のベネズエラと対戦し、最終第4Qに大逆転勝ちし、アジア最上位に与えられるパリ五輪出場権に王手をかけた。日本は9月2日の最終戦で世界ランク64位のカボベルデと対戦。勝てば五輪切符獲得となる。

 第3Qを終えて9点のビハインド。第4Qの大逆転劇に試合後、笑顔のホーバス監督は第一声、「疲れた。本当に疲れた」とかすれ声を発した。

 第4Qは残り5分で5点差に迫ると、さらに比江島がこの日5本目の3ポイントで2点差に。残り2分で渡辺がフリースロー2本を決めて1点差に迫った。さらに馬場のパスを受けた比江島がファウルをもらいながら決めて、逆転に成功した。

 試合中、「集中していこう!」とゲキを飛ばし続けたホーバス監督。「やっぱり、このバスケスタイルは、1人か2人が熱くなったら、相手がすごくクラッシュさせる。比江島慎が熱くなった、(渡辺)雄太も熱くなって、河村もいいプレーができたから、もう本当に疲れた」と振り返り、「このアリーナの力が本当に大きい」と大声援に感謝した。

 今大会2度目の大逆転劇に「いつも言うけど、最後のほうのプレー、最初からやりたい。そうしたら楽」と笑いながら「でもみんなギブアップしない。この試合大変だったけど、すごい」と選手を絶賛。パリ五輪出場に王手をかけ「あと1勝です、あと1勝です」と言葉に力を込めた。

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