「最年長なのにw」救世主の比江島 イジられまくる舞台裏話題 渡辺雄太は胸バチン、富樫は「毎試合やれよ」 ロッカーでは水浸しに
バスケットボール男子W杯のベネズエラ戦で大逆転勝利の立役者となった比江島慎(33)=宇都宮=が試合後にチームメートからいじられまくる姿が1日、大会公式X(旧ツイッター)で投稿され、大きな話題を呼んでいる。
取材ゾーンで渡辺雄太に肩を組まれ、渡辺が「マコは止めれないって、ずっと言ってんのに、信じてくれないからマコが」と誇らしげに比江島を指さしながら語り、「頼むよ」と胸をバチン。比江島は恐縮しながら「いや、まあまあまあ」と苦笑い。主将の富樫勇樹も加わり「今日は普通ですよ、何も特別じゃない」と語ると、渡辺も「普通。あれが比江島慎ですよ」とキッパリ。富樫からも「毎試合やれよ」と胸を叩かれていた。
その後、ロッカールームでの映像となり、比江島が入ってくると、チームメートがウオーターシャワーで祝福。水浸しとなった比江島の姿があった。
コメント欄では「比江島選手、最年長なのにw」、「一番年上なのに。宇都宮の誇りや」、「愛されてるなぁ、マコ」、「マコが世界にバレてしまった」と、ほほ笑ましい姿にファンがほっこりとしていた。
試合は世界ランク36位の日本は、同17位のベネズエラと対戦し、最終第4Qに最大15点差をつけられながらも大逆転勝ちし、アジア最上位に与えられるパリ五輪出場権に王手をかけた。第4Qも苦しい展開で、一時15点差まで広げられたが、比江島の3ポイントシュートが逆襲の号砲となった。次々と沈め、第4Qだけで4本成功。この日、比江島は3ポイント7本中6本を沈め、成功率は驚異の86%をマークした。1試合で6本の3ポイント成功はW杯の日本史上最多記録となった。
日本は9月2日の最終戦で世界ランク64位のカボベルデと対戦。勝てば五輪切符獲得、1976年モントリオール五輪以来48年ぶりの自力五輪出場となる。