昨年の学生横綱、チョイジルスレンらが体格基準をパス 大相撲秋場所新弟子検査

 大相撲秋場所(10日初日、両国国技館)の新弟子検査が4日、同国技館で行われ、昨年の学生横綱で幕下15枚目格付け出し資格を持つバトジャルガル・チョイジルスレン(23=阿武松)ら受検した3人全員が身長167センチ、体重67キロ以上の体格基準をパスした。内臓検査の結果を待って、初日に合格者が発表される。

 モンゴル出身のチョイジルスレンは、16年に来日して神奈川・旭丘高に相撲留学。日体大4年だった昨年、学生横綱に輝き、卒業前の同12月に阿武松部屋で入門した。検査に合格すれば、興行ビザ取得後の九州場所でデビューする。

 身長185センチ、体重151キロで、四つ相撲が持ち味。節目の新弟子検査を終え「うれしいですね。早く土俵に立ちたい」と笑みを浮かべた。中学時代には数学オリンピックで地元・ウブス県の代表になった秀才で、目標とする力士は元横綱鶴竜。関取昇進までにかかるスピードの目標を問われると「理想は1場所。全勝優勝がもしできれば上がれるかもしれないので」と宣言した。

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