内村航平さん「体操の夢をよく見るように」パリ五輪選手村提供マットレス初公開

 石川佳純さん(左)がスマホに打ち込む身長を過大申告した内村航平さん(撮影・佐藤厚)
 マットレスフィットを体験した石川佳純さん(左)と内村航平さん(撮影・佐藤厚)
 寝返りを打つ内村航平さん(左)と様子を観察する石川佳純さん(右)=撮影・佐藤厚
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 体操男子で五輪個人総合2連覇の内村航平さん(34)、卓球女子で5月に引退した五輪3大会連続メダルの石川佳純さん(30)=全農=が6日、株式会社エアウィーブの「24年パリ五輪、パラリンピック選手村提供マットレス国内初披露発表会」にゲスト出演した。

 肩、腰、足の3パーツで構成され、表裏で硬さが違うのが特徴。専用のアプリで体形を入力して全身写真を撮影すると、体の形に合わせたおすすめ硬さが表示されるシステム。内村さんが実演して、ベッドに横たわると「寝られます。支えられている感じ」と夢見心地。普段の生活から愛用しているといい「朝の目覚めが違う。寝返りがしやすい。縦にも横にも回るスポーツなので、体操の夢を見やすくなった気がします」と会場の笑いを誘った。

 これまで夢舞台で活躍したレジェンド2人は、パリ五輪に向かう選手にエール。内村は「納得のいくパフォーマンスをしてほしい。(国内の)寝具と、現地の睡眠の環境が同じなのは選手にとってアドバンテージ」と話し、石川さんは「時差調整には睡眠が大事。慣れ親しんだ睡眠でコンディショニングを調整して、大会では大暴れしてほしい」と語った。

 同社は21年東京五輪、パラリンピックに続く2大会連続のオフィシャル寝具サポーターで、パリ大会にはマットレス16000床を提供予定。フランス国内で製造された段ボールベッドと組み合わせて使用し、大会後はフランス国内でリユース、リサイクルを行う予定という。

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