環境活動家が抗議行動 全米テニスで試合中断騒動
【ニューヨーク共同】全米オープンテニスで7日、コリ・ガウフ(米国)とカロリナ・ムホバ(チェコ)による女子シングルス準決勝の第2セット途中に複数の環境活動家が観客席で抗議行動に出るなどしたため、試合が中断する騒ぎがあった。
AP通信は活動家が「化石燃料を終わらせろ」と叫んだと報じた。全米テニス協会によると、4人のうち3人は何事もなく退場させられたものの、1人は素足を接着していたという。
試合は再開まで49分を要した。第1セットを先取していたガウフがストレート勝ちした。
7月のウィンブルドン選手権でも環境活動家とみられる2人がコートに乱入し、紙吹雪をばらまくなど試合を妨害した。