ラグビーニュージーランドがフランスに敗れる W杯1次L32試合目にして初黒星 フォスターHC「非常に厳しい試合」

 フランス-ニュージーランド戦が始まり、ラグビーW杯フランス大会が開幕した
 フランス(右手前)とのラグビーW杯開幕戦を前に、伝統の踊り「ハカ」を披露するニュージーランド代表
 タックルされるニュージーランドのB・バレット(下右)=ゲッティ=共同
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 「ラグビー・W杯・1次リーグA組、フランス代表27-13ニュージーランド代表」(8日、サンドニ)

 W杯が開幕した。過去3度の優勝を誇るニュージーランド(世界ランキング4位)が開催国のフランス(同3位)に敗れた。

 ニュージーランドにとってW杯1次リーグに限れば通算32試合目にして初黒星となった。イアン・フォスター・ヘッドコーチ(HC)は「非常に厳しい試合でした。ハーフタイムにはどちらが勝ってもおかしくなかったと思う。ただ、後半に勢いをつけることができず、いくつかのチャンスを逃してしまいました。そして後半に押されてしまいました」と悔やんだ。

 試合開始2分にWTBマーク・テレアが先制トライを決めるなどしたが、前半にペナルティを重ね、8-9とリードを許して折り返した。後半もテレアの2トライ目で再びリードしたものの、同18分にはシンビンで一時数的不利になるなど最終的に27-13と逆転されて突き放された。

 主将のサム・ケーンが負傷のため、試合直前に急きょ欠場するアクシデントもあった。それでも、大黒柱不在の戦いに指揮官は「悪くなかったと思う」と振り返り、「後半に陣地を奪われてプレッシャーをかけられたと思います。今後のよい教訓になったと思います」と気持ちを切り替えた。

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