体操・南一輝 跳馬で新設大会の初代王者に 世界選手権へ弾み「調子はすごくいい」
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体操で新設された男子スーパースペシャリスト選手権大会が10日、アリーナ立川立飛で行われた。世界選手権(9~10月、ベルギー)代表の南一輝が、跳馬で2本の平均が14・666となり、初代王者となり、賞金10万円も獲得した。
8月の国際大会の同種目で両足を負傷していたが、「恐怖心を払拭(ふっしょく)する」と2本の演技をまとめて、僅差で戦いを制した。
大一番に弾みをつけ、「自信になった」と笑顔。「調子自体はすごくよくて、このままいけば床も金メダルが狙える。まずは団体金が大事」と気合を入れた。