「ラグビー・Ｗ杯・１次リーグＤ組、日本代表４２－１２チリ代表」（１０日、トゥールーズ）

　１０大会連続１０度目の出場となる世界ランク１４位の日本は、１次リーグ初戦で初出場の同２２位チリと対戦し、６トライで快勝。１５年イングランド大会、１９年日本大会に続いて３大会連続の白星発進を決めた。４トライ以上に与えられるボーナスも加え、勝ち点５を獲得した。

　後半、ライリーのシンビンで１人少ない状態の中、相手の追撃トライを受けた直後に、トライを奪い返したリーチ・マイケルは「日本のファンもたくさんいて、勝てて良かった。予想通りのチリでしたね。すごく感情をぶつけてきた。プレッシャーかけられたが、こちらもプレッシャーをかけ続けることができた」と、うなずいた一方で「もっと相手の敵陣でプレッシャーかければよかった」と、課題も口にした。

　日本は１８日の第２戦で格上のイングランドと対戦。正念場の一戦を迎える。リーチは「初戦が１番難しい。次の大一番に向けて、いい準備したい。負けられない。もう１回気を引き締めていきたい」と、足元を見つめた。