19歳ガウフ 四大大会初V 天才少女が感激「想像していた以上に素晴らしい気持ち」
「テニス・全米オープン」(9日、ニューヨーク)
女子シングルス決勝で第6シードの19歳コリ・ガウフ(米国)がベラルーシ出身で第2シードのアリーナ・サバレンカに2-6、6-3、6-2で逆転勝ちし、四大大会初制覇を果たした。優勝賞金300万ドル(約4億4千万円)を獲得した。25歳のサバレンカは今年の全豪オープンに続く四大大会2勝目を逃した。混合ダブルスはアンナ・ダニリナ(カザフスタン)ハリ・ヘリオバーラ(フィンランド)組が初優勝した。
新女王の座についたガウフは「想像していた以上に素晴らしい気持ち」と達成感に浸った。第1セットを落としたが、第2セットは最大の武器のサーブで奪い返すと、第3セットは流れを手放さなかった。四大大会は昨年の全仏オープン準優勝が最高で、頂点までやや時間はかかった。「自分を信じてくれなかった人に感謝したい。その人たちのおかげで闘志に火が付き、輝くことができた」と反骨心ものぞかせた。