スノーボード女子パラレル大回転で２月の世界選手権を日本勢として初制覇した三木つばき（２０）＝浜松いわた信用金庫＝が１２日、在籍する日体大の世田谷キャンパスでトレーニングを公開し、新シーズンへ「今雪上に立っても申し分ない。体の準備は整ってきてる」と自信をのぞかせた。

　日体大の同期には、レスリング女子で１６日開幕の世界選手権でパリ五輪切符を狙う藤波朱理がいる。刺激を受ける友人とは「今年やっと初めて一緒にご飯に行けまして。サラダバーでサラダを食べまくった」と楽しげに明かし、「（世界選手権で）優勝したら『おめでとう』って言いたい」とエールを送った。

　自身は９月末にオーストリアへ出発し、１２月からのＷ杯に向けて準備を行う。新シーズンへは「Ｗ杯で最低２回の優勝、計３回の表彰台に上がることが目標」と宣言。さらなる飛躍を目指す１年にする。