JOC山下会長 アジア大会本部役員入りの石川佳純さんに期待「若い女性選手は心強い」来夏パリ五輪へも役員の世代交代推進

 日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(66)が13日、都内で定例会見を行った。23日に開幕する杭州アジア大会(中国)では、来夏のパリ五輪出場権が懸かる競技や、五輪には直結しない競技も混在するものの「出る選手はチームジャパンの自覚と覚悟を持って、自己最高のパフォーマンスを発揮するという想いで戦ってほしい」と期待を込めた。

 また、今大会の日本選手団には、副団長に体操の水鳥寿思さん(43)、柔道の谷本歩実氏(42)、井上康生氏(45)の3人が就くほか、卓球で今年引退した石川佳純さん(30)が初めて本部役員に入った。山下会長は「現役を引退したばかりの卓球の石川佳純さんが本部役員として初めて参加してくれることになった。私としてもとてもありがたく、若い女性のアスリートたちにとっては谷本さん、石川さんの参加はかなり心強いんじゃないか」と述べた。

 来夏のパリ五輪に向けても本部役員の世代交代を進める方針を示し「今回のアジア大会は過去に例を見ないくらい本部役員、副団長が若返っている。アスリートに寄り添い、密接な関係を持ちながら一緒に戦う雰囲気は、当然10カ月後を念頭に入れた編成だと思うので、心を一つにして、自分の過去最高を超えるんだという想いで果敢にチャレンジして欲しい」と新世代の日本選手団に大きな期待を込めた。

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