バレーボール女子W杯16日開幕 主将の古賀、五輪切符へ「プラスの部分見せたい」

 バレーボール女子で24年パリ五輪予選を兼ねたワールドカップ(W杯)は、16日から代々木第一体育館で開幕する。この日は同会場で練習を報道陣に公開。世界ランキング8位の日本は、初戦で同29位のペルーと対戦する。

 12年ロンドン五輪以来のメダル奪還を目指す真鍋ジャパンが、まずはその舞台の切符を取りに行く。主将でエースの古賀紗理那(27)=NEC=は、グループ2位以上で五輪切符が獲得できる大一番へ向けて「高いブロック、セッターの組み立て、点数を決めるパターンが確立されてきた。大会は近いので課題は切り捨てて、自分たちのプラスの部分を見せていきたい」と闘志を燃やした。

 9日間で7試合が行われ、日本は後半に欠けて格上と対戦するスケジュールだ。初戦はペルー戦。そして最後の3日間はベルギー(世界ランク13位)、トルコ(同1位)、ブラジル(同4位)と3連戦となる。エースは「初戦がすごい大切。声を出して、足を動かして、中盤と後半でさらに力を発揮できるようにしたい」と見据えた。

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