バレー女子W杯 日本がパリ五輪切符へ好発進 ペルーにストレート快勝 古賀が14得点「結構ちゃんとできたかな」 新戦力も躍動

 第2セット、ブロックの間にスパイクを放つ古賀紗理那(左)=撮影・伊藤笙子
 第2セット、ポイントを取った和田由紀子(左手前)とハイタッチする古賀紗理那(撮影・伊藤笙子)
 第2セット、アタックを決め喜ぶ石川真佑(中央)=撮影・伊藤笙子
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 「バレーボール女子・W杯、日本代表3-0ペルー代表」(16日、代々木第一体育館)

 24年パリ五輪予選を兼ねた大会が開幕し、世界ランク8位の日本は同29位のペルーにストレートで快勝。白星発進を決めた。

 第1セットは林琴奈が躍動。次々とスパイクをさく裂させ、チームを勢いづけた。エースで、主将の古賀紗理那らも多彩な攻めで得点を重ね、25-9でペルーを圧倒した。第2セットも主導権を握り続け、終盤にペルーに反撃されたものの25-19で奪った。

 選手14人全員を起用する中、第3セットは初選出の和田由紀子も強烈なスパイク、サービスエースなど活躍。25-15で決着をつけた。古賀がチームトップの14得点をマーク。林が12得点、和田が11得点をマークした。

 試合後、古賀は「初戦ということで3-0で勝ててよかった。結構緊張すると思ったんですが、結構ちゃんとできたかなと思います。ちょっとずつ会場になれてきたので、明日以降オフェンス面で貢献していきたい。会場の声援が背中を押してくれた。明日もきてほしいです。この大会でしっかり切符を取って、パリに繋げたいと思います」と、語った。

 日本は17日の第2戦で世界ランク19位のアルゼンチンと対戦する。

 ◇バレーボール・パリ五輪への道

 出場枠は開催国のフランスを含め12カ国。今回のW杯は世界ランク上位24カ国が8チームずつ3組に分かれて、それぞれのプールを戦い、各組上位2カ国、計6カ国が五輪出場権を獲得する。残る5枠は来年のネーションズリーグ予選ラウンド終了時点での世界ランキングで決定となる。

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