流行の兆し?バスケBリーグ川崎の出陣式で「アレ」出現 阪神・岡田監督の“珍フレーズ”が他業界にも浸透
バスケットボール男子Bリーグの川崎が16日、川崎市のとどろきアリーナでシーズン前の出陣式を行い、「オール・イン」というスローガンを発表した。元日本代表のニック・ファジーカス(38)の今季限りでの現役引退も発表され、有終の美として初のシーズン制覇を決意表明。アリーナを埋め尽くしたファンも初のリーグ制覇を祈願する中、プロ野球セ・リーグで18年ぶりに優勝した阪神の岡田彰布監督(65)が今季の目標として掲げてきた「アレ」という言葉を拝借し、デカデカとボードに掲げて“優勝”を願うファンの姿もあった。
「アレ」という指示代名詞は、阪神タイガースの岡田彰布監督が再就任時、今シーズンの目標として提唱した言葉。あえて“優勝”という言葉は使わず、気負いやプレッシャー等の軽減を意図したものだった。関西圏はもとより、今季チームが快進撃を続けたことで、そのユニークな目標設定は全国区に浸透。野球界だけでなく、あらゆる業界に広がる勢いを見せている。