石黒隼士らパリ五輪出場枠逃す 世界レスリングが開幕
【ベオグラード共同】来年のパリ五輪予選を兼ねたレスリングの世界選手権は16日、ベオグラードで開幕し、男子フリースタイルが行われ、86キロ級の石黒隼士(自衛隊)は準々決勝で敗れ、敗者復活戦にも回れず、今大会での五輪出場枠獲得を逃した。初戦から2試合に勝ったが、ウズベキスタン選手にテクニカルスペリオリティー(旧テクニカルフォール)負けを喫した。
125キロ級の山本泰輝(自衛隊)も初戦のインド選手との2回戦で敗退し、五輪出場枠を確保できなかった。
五輪階級で5位以内の選手の国・地域に出場枠が与えられ、日本勢は3位以内で代表に決まる。
非五輪階級では61キロ級の小川航大(自衛隊)、70キロ級の青柳善の輔(山梨学院大)がともに準々決勝で屈した。小川は敗者復活戦に回った。
ウクライナ侵攻で昨年大会を除外されたロシアとベラルーシの選手は個人の中立選手(AIN)として出場する。