ラグビー日本代表ノートライ イングランドから“金星”ならず1次リーグ1勝1敗 ジョセフHC「最初の60分は良かった」

 試合に敗れた姫野(中央)ら日本代表=日本ラグビー協会提供
 後半、ディフェンスする斎藤(右)と姫野(共同)
 後半、攻め込む下川(共同)
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 「ラグビー・W杯・1次リーグD組、日本代表12-34イングランド代表」(17日、ニース)

 日本代表(世界ランキング14位)は1次リーグ最強の相手となるイングランド代表(同6位)にノートライに抑えられて敗れた。ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチは「たくさんのチャンスがあったが、ミスを犯してしまいました。それでプレッシャーがかかってしまった。最初の60分は良かったと思います。チャンスがあった時にそれを生かし切れませんでした」と振り返った。

 前半からスクラムで押し返しプレッシャーをかけた。3-6の同24分には自陣でのラインアウトのミスからトライ(G成功)を奪われたが、SO松田力也(埼玉)が3PGを決めて9-13の4点差で折り返した。

 後半15分には松田が4本目のPGを決めて2試合連続全キックを成功させ、12-13と1点差まで迫ったが、直後の同16分から3連続トライを奪われて12-34と突き放された。

 15年大会では南アフリカ、19年大会ではアイルランドなどを撃破して番狂わせを起こしてきたが、今大会はイングランドから“金星”とはならなかった。

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