ラグビー日本代表 レメキが開始早々急きょの途中出場で存在感「チャンスあると思った」イングランドに完敗

 ボールを運ぶ日本代表のレメキ(右から2人目)=日本ラグビー協会提供
 イングランドに敗れ、ファンにあいさつする日本代表の選手たち(共同)
 前半、突進するレメキ(共同)
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 「ラグビー・W杯・1次リーグD組、日本代表12-34イングランド代表」(17日、ニース)

 日本代表(世界ランキング14位)は1次リーグ最強の相手となるイングランド代表(同6位)にノートライに抑えられて敗れた。FBレメキ・ロマノラバ(東葛)は急きょの出場でも存在感を見せた。「最初はビックリした。でも今週も15番で練習していた。入ったら自分の役割をやればチャンスがあると思った。最初は30分くらい出ると思ったけど、いきなり75分はびっくりしたけど本当に楽しかった」と振り返った。

 前半6分にFBセミシ・マシレワがキック後に右脚付近を負傷。プレー続行が困難となって退き、レメキが交代でピッチに入った。前半にはトライ寸前まで迫るシーンを作り出し、守備でも冷静なキック処理など安定したプレーだった。

 レメキはW杯前の実戦6試合では全試合メンバー外だったが、本大会のメンバー入り。1次リーグでは2試合連続の途中出場となった。「次、選ばれたらサモア戦はトライを取ります」と宣言し、「下を見る必要はない。サモアに向けていい準備して絶対に勝たないといけない」と気持ちを切り替えた。

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